イメージ・センサー : CCD vs. CMOS
![]() |
| 1/3インチCCD |
![]() |
| 1/4インチCMOSセンサー |
イメージセンサーは、光の強弱に応じて発生する信号電荷を蓄積、伝送を行います。カメラを設計する際、次の2種類の技術によるイメージセンサーが主に利用されています。
- CCD (Charged Coupled Device)
- CMOS (Complementary Metal Oxide Semiconductor)
CCDセンサーは、主にカメラ業界のために開発された技術を使って製造されています。一方、CMOSセンサーは、コンピュータチップに使われている技術が用いられています。今日の高性能カメラのほとんどは、CCDセンサーを採用しています。最近のCMOSセンサーの技術進歩により、それらの差は縮まってはいますが、CMOSセンサーは、可能な限り最高画質を要求されるカメラにはまだ適していません。 価格やサイズが重要な要素となるローエンドのネットワークカメラ向けと言えるかもしれません。

ネットワークカメラ内のイメージ・センサー
CCD 技術
CCDセンサーは、20年以上もの間利用されており、多くの利点が証明されています。特にCMOSセンサーと比較し、光に対する感度が高い点があります。つまり、微光な環境下では、この光に対する高感度のおかげで、より良い画像を生成できるということです。
しかしながら、CCDセンサーはカメラへの組み込みがより複雑であること等から、製造コストが高いという欠点があります。また、明るい被写体を撮影した場合、上下方向に白く尾をひく現象が生じます。この現象をスミアと言います。
CMOS 技術
CMOSセンサーは近年の技術進歩により、画質に関しては、CCDセンサーに近づいていますが、最高画質を要求されるカメラでの利用はまだ不安定さが残っています。一方で、カメラ設計の際に、トータルコストが安いという利点があります。また、小型カメラの生産に適しています。
CMOSセンサーの現時点での利用制限として、低感度が挙げられます。通常の明るさの環境下では問題はありませんが、微光下では明らかに画像が暗く、ノイズが生じる結果となります。
関連情報 :

